とろ~り食感♪メニューの幅が広がるダイエットおかずレシピ2種
みなさんも、ダイエットを続けるためにいろいろ工夫をされていることでしょう。
ここではダイエットに向いている食材という観点からちょっと外れて、
「食材をどうお料理してダイエット向きのレシピに変身させるか?」
という点をご紹介したいと思います。
みなさんは普段、ダイエットの際の手作り料理には、
●食物繊維をたっぷり摂られるような食材
●少量でお腹いっぱいになれる食材
●脂肪を燃やしてくれそうな食材
などのように、何らかのダイエット効果があると言われている食材に注目して調理をされていると思います。
そのような工夫もダイエットには非常に大切ですが、ダイエットを成功させるためには単に食材を低カロリーでダイエット効果があるものに変えるだけではなく、料理方法に一工夫させることも肝心です。
ダイエットを成功させる料理のコツにはいくつかのポイントがありますので、ここではまずそのポイントを見てみましょう。
ダイエットを成功させるお料理のコツ
ダイエット成功のためのお料理のコツで、ぜひ覚えていただきたいのは次の3つです。
ひとつずつご説明しましょう。
(1)食材の切り方を工夫する
野菜やお魚、大豆製品、お肉の中でも、ダイエット料理に欠かせないのはやはりお野菜ですよね。
ダイエットに頻繁に登場するものですから、野菜は何を食べてもただ”低カロリー”で味気ないなと思っていませんか?
しかし野菜も切り方を少し変えるだけで、同じ種類の野菜でも味に少しずつ違いが出るのです。
包丁の練習なんていう本格的なことまでは一般の方に必要ありませんが、きんぴらの時には野菜を細切りに、キャベツの千切りと書いてある時には丁寧に千切りにしてみるなど、雑誌やテレビで知り得たダイエットレシピなどを参考にする際には、せめて専門家がおすすめしている切り方で食材を切ってみましょう。
ダイエット中も料理に変化を付けることで、「ヘルシー料理を食べなければいけない……」という嫌気が少しは和らぎます。
(2)調理道具をそのつど変える
最近では電子レンジで扱えるスチーム調理器や圧力鍋、タジン鍋など、低カロリー料理が作られる調理道具も一般的になっています。
特に元々脂っこい料理が好きだった方なら、そのような調理道具を使うことでオイルなしでも美味しい料理が食べられますのでお試しください。
しかしレシピによっては、ダイエット中でも少量の油を効率的に絡めたい場合があります。
そのような時には、油なじみの良い中華鍋などを使ってみましょう。
少量でもしっかり鍋全体に行き渡るので、少量の油でも通常のレシピのようなリッチな味に仕上がります。
(3)食感を変える調理をする
今回紹介するレシピは、この(3)のコツに焦点を当てたものです。
人は大昔から料理を工夫することで生きながらえることに成功してきましたが、
おおよそ食べること=生きることという目標を達成させてからは、料理そのものを楽しむ工夫にも着手してきました。
そのひとつが料理自体の食感を変えることだったのです。
現在でも新しい食感を求めていることは、”モチモチの食感”、”外は○○中は△△”など、多くの企業から販売されている商品に見られます。
ダイエットにおいても、食感の違いを出すことで料理に変化を出し、楽しむことのできるダイエット=体重減も体重維持も確実にさせることができます。
ここではこのコツを取り入れた”とろ~り食感”のレシピを2品紹介します。
じゃがいもでノンオイル肉みそ
とろ~りは片栗粉やゼリーだけではなく、じゃがいもやレンコンのすりおろしでも同様の食感が出せます。
脂の少ない鶏ひき肉を使いますが、じゃがいもをすりおろすことでノンオイルでもこってりとした食感が楽しめます。
材料:2~3人分
・じゃがいも
1個
・鶏ひき肉
100g
・ほうれん草or小松菜
2束
・味噌
大さじ2杯
・本みりん
大さじ1杯
・しょうゆ
小さじ半分
作り方
1.水200mlと鶏ひき肉をフライパンや鍋に入れ加熱します。
2.アクを取り除き、ほうれん草(もしくは小松菜などの菜っ葉)を入れて蓋をし、しんなりするまで加熱します。
3.野菜も柔らかくなったら、すりおろしたじゃがいもを入れて混ぜながら煮ましょう。
4.じゃがいものとろみが出たら、最後に調味料を入れて完成です。
野菜のとろ~りカレーあんかけ
とろ~り食感No.1と言えばやはりあんかけ料理ですよね。
一見こってりしているレシピに見えますが、野菜中心でとてもヘルシー。
片栗粉のとろみによって料理の温度が一定時間保たれ、熱々料理にゆっくりと時間をかけて食べられるので食べ過ぎ防止にもなります。
材料:1人分
・えのきだけ
1袋
・キャベツ
3枚
・ツナ
ノンオイルタイプなら1缶
通常のものなら半分
・片栗粉
大さじ2杯
・カレー粉
小さじ2杯
・塩
適量
・コンソメ顆粒
小さじ半分
作り方
1.キャベツは千切りに、えのきだけは一口大に切ります。
2.平鍋やフライパンに野菜とツナを入れ、分量外の水を野菜が浸るまで入れます。
3.野菜がしんなりしたらコンソメ顆粒と塩で味付けし、カレー粉で風味をつけます。
4.最後に火を止めて、水溶き片栗粉(水:片栗粉を1:1の分量)を少しずつ加えましょう。
とろみがついたら完成です。