ポリフェノール豊富で美容効果いっぱい♪赤カブのなますの作り方
おせち料理で欠かせないなますは、いつもちょっと地味な存在で、人気もあまりありません。紅白でおめでたい雰囲気があり、無いというのも味気ないのですが。
今年は思い切って、イメージを変えてみましょうか。
紅白をまぜて、ぱっと明るいピンク色のなますなんてどうでしょう。きっと、華やかで目をひきますよ。もちろん、合成着色料は使いません。天然の、しかも美容効果抜群のピンクです。
ピンク色がちょっとおしゃれ♪赤カブのなます
材料(作りやすい分量) (全体で約57kcal)
赤カブ 1個
ゆず 1個
塩 小さじ1/2
砂糖 小さじ1
白ごま 適量
作り方
1. 赤カブを縦半分に切り、薄くスライスする。
2. 塩を一つまみ入れ、よくもんでしばらく置く。
3. ゆずをしぼり、しぼり汁に塩と砂糖を入れ、よく混ぜる。
4. 3.にしっかりと水けを絞った赤カブを加え、よく混ぜる。
5. 器に盛り、白ごまを飾る。
赤カブといえばお漬物ですが、なますにすると食感が良くて箸が止まらなくなります。ゆずの香りがお正月らしくていいですね。
ポリフェノール豊富な赤カブ
赤カブの色は、アントシアニンというポリフェノールの一種で、主に紫色の野菜や果物に多く含まれています。人間は紫外線に当たるとメラニン色素で紫外線の外から体を守ります。それと同じように、紫色の野菜が紫外線に当たるを紫色の色素をだして体を守ります。この色素がアントシアニンです。紫外線からのダメージを守るだけあって、優れた抗酸化作用があります。紫外線によるダメージを防ぐため、シミやシワを予防し、肌を美しい状態に保つのを助けます。また、コラーゲンの合成を助けたり、コレステロールを体外に排出する働きもあります。
そして、アントシアニンで特に優れた効果を発揮するところは眼です。ブルーベリーが眼精疲労を回復させ、視力の回復に効果があるとされているのはこの案と思案にの効果に着目したためです。赤カブのアントシアニンにも同じ効果が期待できます。
赤カブにはアントシアニンの他にも、肌を白くし、コラーゲンの生成を助けるビタミンCや、余分な塩分を排出し、むく実を改善するカリウムも豊富です。消化酵素もたくさん含まれています。塩辛い食べ物が多いおせち料理に、食べ過ぎの胃もたれの予防に赤カブは絶対必要な野菜ですね。体に良い上に、アントシアニンとビタミンCでお肌も美しくしてくれるのは、とてもうれしいですね。何よりも、鮮やかなピンク色は食欲をそそります。赤カブは食紅にも使われるくらい色素が鮮やかで、食卓を華やかに、楽しい雰囲気にしてくれます。