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ポイントはハムストリングス!脚痩せに筋肉を鍛えることが重要な理由

むくみ取り
 
 下半身太りの密接な関係にあるものが、筋肉です。
 下半身は、立ち上がることや歩くことなど生活に密接にかかわっています。例えば哺乳類の場合、足は天敵から逃げること・生きることに必須です。だから人間も、腕より脚の筋肉が大きいのですね。
 しかし、筋肉が大きいということは簡単に痩せないということでもあります。
 そこで、下半身の構造や筋肉の仕組みについての知識を深めることが、筋肉を維持しつつ、引き締めることの近道になります。

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しなやかな筋肉は美しい脚には欠かせない

 特に臀部・太腿は加齢によるたるみが顕著に現れます。
 しばしば「筋肉は脚痩せにとってNG」「有酸素運動は足が太くなる」という意見もありますが、これは大きな誤解です。
 例えば鹿を考えてみてください。
 細くしなやかな脚をしています、自然の中を軽やかに走ることができますね。細くてもしっかりとした筋肉が、美しい形と脚力を生むことができる証拠です。

 それでは人間はどうでしょうか?
 運動不足や日常生活などによって、筋肉が偏ってついてしまいます。太腿の裏側は動かすことが少なく、階段の上り下りでは太腿の表側の筋肉が鍛えられます。ハイヒールを履く習慣のある人は、ふくらはぎの筋肉がつきます。

 こうして偏ってしまった筋肉は、骨の歪みにもつながります。
 筋肉は理想的な形であればしなやかで美しい形になりますが、体の歪みによって肥大化してしまったり、張りでてしまったりします。偏ってしまったバランスを補おうとすると、かえって無理な姿勢になり、どんどん悪化していくのです。

 

パワーポジションが正しく取れますか?

 それでは、この状態を改善して美しい下半身を得るためにはどうしたらいいでしょうか。
 答えは「パワーポジション」と「股関節の柔軟性」にあります。

 臀部から太腿にかけての筋肉は総じてハムストリングスと呼ばれます。股関節の進展・膝関節の屈折のために伸縮をします。
 腰に手を当てて、ゆっくりと膝を曲げてみてください。膝を前に突き出さずに骨盤を前に傾けることができますか?
 横から見たときに、頭部と膝の位置が一直線で結ばれている人は「体幹が安定している」といえます。ハムストリングスがきちんと働いており、パワーポジション(バランスポジション)と呼ばれる「体の重心」が正しくとれている証拠です。

 しかし、骨盤を前に傾けることができていない場合は問題があります。横から見たときに膝の位置が頭よりも前に突き出ている場合です。この姿勢になってしまう人は、ハムストリングスが十分に働ききれていません。筋肉のバランスが偏っており、動きの基本姿勢ができていません。パワーポジションが不安定な場合、どこかの筋肉に無理がかかっていたり、逆に筋力が足りずに負担になっていたりして、下半身の歪みの原因になってしまいます。

 ハムストリングスの動き・パワーポジションがとれているかどうかは、スクワットの姿勢をとることで簡単に確認することができます。また、膝と頭の位置が直線になるように意識しながらスクワットをすることで理想的な形に改善していくことができるので、ぜひ試してみてください。鏡の前でスクワットをしたり、家族に姿勢を確認してもらうと、わかりやすいのでおすすめです。

 

股関節の柔軟性を高め、ハムストリングスを鍛える

 スクワットの姿勢が苦手な人は、筋力不足・パワーポジションがとれていない場合が多いです。加えて、股関節の柔軟性が足りていないことも考えられます。
 ハムストリングスは体のなかで一番大きな筋肉群なので、筋肉痛になりやすく、肉離れもしやすい場所です。そこで筋肉の伸縮をスムーズにする必要があります。スムーズに可動するためには股関節の柔軟性が不可欠です。

 アスリートは競技の前後にしっかりと準備運動をして体を解します。筋肉を温めて柔らかくし、怪我の予防をするためです。
 日常生活の最中に準備運動を行うことはあまりありませんが、肉体の柔軟性は筋肉や関節の理想的な働きのために大切な要素なのです。

 

ハムストングを鍛えると、身体の不調が改善される

 さらに嬉しい効果もあります。
 ハムストリングスが大きな筋肉であるということは、それだけ動かすためにエネルギーが必要ということです。意識して鍛えやすく、基礎代謝もよくなるのでダイエット効果が大きい筋肉です。
 パワーポジションが正しくとれるようになると姿勢もよくなり、体全体の歪みが改善されます。下半身のみならず、肩凝りや腰痛などの改善にも影響します。

 下半身の柔軟性が、肩凝りにも影響するとなると驚く人もいますが、下半身が安定すると、骨盤の上に乗っている形の上半身も安定します。下半身が不安定だと、体が倒れないように上半身でバランスをとろうとしてしまうので、肩凝りなどの原因になる姿勢になってしまうのです。

 さらに、股関節にはリンパ節があります。股関節の柔軟性とハムストリングスの筋力は、静脈のポンプとパイプの働きをスムーズにしてくれます。下半身に溜まりがちな水分や老廃物が胴体に戻りやすくなるので、体内の循環がよくなり冷え症やむくみの改善になります。
 更に血液の循環がよくなると、体温があがります。体温が1度あがると、基礎代謝が13~15%も上昇してダイエット・アンチエイジングに役立つといわれています。さらに免疫力も高まるために感染症やガンなどの予防にも影響すると言われているのです。

 このように下半身を鍛えることは、ダイエット以外にも全身にとって嬉しい効果が非常にたくさんあります。
 下半身ダイエットは痩身以外に健康維持にも効果的なのです。

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